ロキシー ホテル トライベッカ ニューヨーク

 ロキシーホテルトライベッカ(The Roxy Hotel Tribeca)は、ニューヨークの古き良き時代の雰囲気を残す荘厳なクラッシクホテルです。デザイナーズホテルやブティックホテルと呼ばれるカテゴリーに分類されるこのホテルは、ヴィンテージ家具、アンティーク、90年代ファッションなどシックでトレンディなニューヨークの歴史を彷彿とさせるインテリアが特徴的です。さらに、音楽、映画、芸術の発祥地としての役割を担い、20年代をイメージした映画館と90年代の雰囲気のダンスクラブを完備、ジャズクラブでは毎晩生バンドのジャズが行われています。単なる宿泊施設としてではなく、このホテルに泊まることを目的としたステータスを感じられるホテルです。

 ロキシーホテルトライベッカの歴史は、元々2000年にソーホーグランドホテルの姉妹ホテル「トラベッカグランド(Tribeca Grand)」として開業したのが始まりです。場所はTribeca(トラベッカ)と言われるエリアに位置しております。この地区は、流行のブティックやレストランが軒を連ね、ハイセンスな高級エリアとして知られています。近隣には華やかな流行発信地ソーホーを始め、チャイナタウン、リトル・イタリーなど、ニューヨーク有数のエリアが隣接しています。「Tribeca」という語源は「Triangle Below Canal Street」の略で、「キャナルストリートの下側の三角地帯」を意味しております。実は、このエリアは元々工業地帯として錆びれたエリアでしたが、80年代にアーティスト達が廃墟化した倉庫の屋根裏に居座るようになりこの地区の都市開発が始まりました。今ではニューヨークの中でもトップクラスの高級住宅地となったトライベッカ地区は、一部のアーティストを始め、映画俳優など著名人の居住地としてセレブ化しています。また、トライベッカ出身のロバート・デ・ニーロが経営するレストランやトライベッカ映画祭が開催されていることでも有名です。

 2015年に現在のロキシーホテルトライベッカへ改名し、建物の改装工事も行われました。外観は以前と変わらず、昔ながらの映画館のような赤レンガのビンテージスタイルです。内装はレンガ壁や茶色のタイル張りの床が施され、吹き抜けのロビーラウンジではアップテンポのジャズが流れるなど、新しさの中にも古き良き時代を感じさせる雰囲気です。館内には多様なレクレーション施設があります。バー&ラウンジ「Roxy Bar」は朝食、ランチ、ディナーを通してご利用いただけるアメリカ料理のレストランです。広々としたシックで落ち着いた店内です。オイスターバー「The Oyster Bar at The Roxy Hotel」では毎日届けられる新鮮な食材と水を使用しています。地下のジャズクラブ「The Django」では毎晩生のジャズセッションが行われ、DJによる音楽やライブエンターテイメントもお楽しみいただけます。アーチ型の天井とレンガの壁で装飾されたジャズクラブの内装は、パリの凱旋門をモデルとしています。入場料は無料です。118席の専用映画館「Roxy Cinema」は、1920年代の映画館をモチーフにしたアールデコ風のデザインです。この映画館では、洋画、外国語映画、監督、俳優、アーティストなどの特別文化番組を上映しています。その他、コーヒーショップ「Jack’s Stir Brew Coffee」、カクテルラウンジ「Paul’s Cocktail Lounge」、ブランチを提供しているレストラン「Weekend Brunch」を併設しています。

 お部屋は暖色を基調とした、落ち着きのある大人のためのインテリアです。高い天井が魅力的です。全室に、MacBook Pro(マックブックプロ)のノートパソコンとDVDプレーヤー、ワークデスク、ソファー、バスローブ、無料バスアメニティ、薄型ケーブルテレビがあります。アメニティーは、24時間営業のフィットネスルーム、ルームサービス、コンシェルジュサービス無料貸し出し自転車、無料Wi-Fiサービス、ペット同伴可、美容室、無料でレンタル可能なiPad(アイパッド)やiPod(アイポッド)があります。館内にスパや屋内プールはございません。

個人的な意見

 マンハッタンの最南端トラベッカ地区に位置するロキシーホテルトライベッカは、メジャーな観光目的よりこのホテルに宿泊することを主目的とした旅行者が多く利用されています。ジャズの生演奏やデザインからしても一見大人向けのホテルのように思えますが、その客層はビジネスマン、音楽好きのミドルエイジのカップル、ツーリスト、女性旅行者など様々です。客層によって用途を変えるホテルは、日中は建物内のミーティングルームで会議をし、ウォールストリート方面にタクシーに乗って出かけるビジネスマン、日曜のブランチはニューヨークのダウンタウンに住む地元ニューヨーカーの定番の憩いの場、夜にはDJやライブジャズ公演を楽しむ旅行者や地元の人々、そして、レストランには一名でも利用可能なテーブルが用意されておりますから、ライブジャズを聴きながらひとりの時間を楽しむことができます。ニューヨーク通なひとり旅の方にも適したホテルと言えるでしょう。

 以前、ホテルがトラベッカグランド(Tribeca Grand)であった時代には、多くの著名人がこのホテルを頻繁に訪れていました。しかし、トラベッカ地区を含めるロウアーダウンタウンエリアの都市開発が進むと、この地区一帯は高級なスタイリッシュホテルが集まる激戦区へと変わりました。例えば、ミニマルなデザインとラグジュアリー装飾品が絶妙に組み合わさった優雅な「グラマシーパークホテル」や注目のローアーイーストサイドに登場したボヘミアン・シックが特徴的な「ザバワリーホテル」、ハイラインで最も有名なデザイナーズホテル「ザスタンダードハイライン」などがあります。スタイリッシュで近代的なデザイナーズホテルが増える一方で、ロキシーホテルトライベッカは既存の枠にとらわれることなく当初のデザインのまま古き良きニューヨークの雰囲気を残しています。ニューヨークで近年、注目の高まるエリアでありながらも良心的な価格設定で、人気のホテルとして確固たる地位を確立しています。

部屋数:201室
スタイル:クラシック、アンティーク、シック
雰囲気:30代~ / ニューヨーク慣れしている方 / ホテルブランド好きな方 / ご出張の方 / ジャズ好き / 一人旅

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