カーライル ホテル ニューヨーク

カーライル ホテル ニューヨーク

　カーライルホテルはニューヨークの最高級ホテルの中でも別格、もしくは別枠で扱われています。それはハリウッドスターから、ロックスター、ヨーロッパの王室、アメリカの歴代大統領まで数々のセレブに愛され続けてきたホテルだからです。それもほとんどの顧客が公ではなく個人としてプライベートで滞在しています。世界中どこを探してもカーライルほどセレブが定宿にしたホテルはありません。ニューヨークの俳優であり映画監督のウッディー・アレンをして、「ニューヨークの文化的ランドマーク」と呼ばせました。世界中のセレブ達が宿泊してきたこのホテルには、数々のスキャンダルやシークレットが隠されています。

　ニューヨークの最高級ホテルの中でも、カーライルは数々の伝説が残る隠れ家のようなホテルです。スティーブ・ジョブスが初期のマッキントッシュを発表したのもこのホテルなら、トム・クルーズが愛娘シーリーとティータイムを過ごしたのもこのホテル。英国のウィリアム王子とケイト妃が一時滞在された際は、ダイアナ妃が宿泊されていた22階のスイートルームに泊まられていました。マリリン・モンローとジョン・F・ケネディーの密会が行われていたのもカーライルです。34階と35階が繋がったデュープレックス・スイートと呼ばれる最上階のペントハウスは、大統領のプライベートのために常に空けており、ニューヨークのホワイトハウスと呼ばれる所以になりました。FBIの発表により今では有名な話ですが、社交好きのケネディー大統領は、マリリン・モンローだけでなくフランク・シナトラや弟のロバート・ケネディー等とここで乱交パーティーを繰り広げていたそうです。

　立地はマンハッタンの裕福層が暮らすアップタウンのアッパーイースト。アメリカの富を凝縮した場所で、最も平均所得の高い高級住宅街になります。ゴシップ・ガールの舞台でもあり、ビリー・ジョエルの歌ったアップタウンガールは、Uptown girl, She’s been living in her uptown worldという歌詞にもあるように高級住宅街の高級な世界を象徴しています。

　カーライルを定宿としてきたセレブの一例をあげると、レーガン大統領、マリア・カラス、オードリー・ヘップバーン、ミック・ジャガー、デビッド・ボーイ、マイケル・ジャクソン、トニー・ベネット、スティーブ・マックイーン、ジャック・ニコルソン、レオナルド・ディカプリオ、ロバート・レッドフォード、ジョージ・クルーニー、ダスティン・ホフマン、ロジャー・フェデラー、ベッカム夫妻、トルーマン・カポーティー等、枚挙に暇がありません。アップル創業者のスティーブ・ジョブスとダイアナ妃、マイケル・ジャクソンが同じエレベーターで鉢合わせしたというエピソードもこのホテルならではのこと。弊社のお客様の中でも、セレブ、女優さん、アーティスト等、特別お洒落な方に人気のあるホテルです。

　カーライルの良さは、気取りのない古き良きニューヨークの洗練さ、エレガントさ、また派手な宣伝を好まない瀟洒なところにあります。ニューヨークで最もチャーミングでラブリーなホテルで、ハッスルなミッドタウンのホテルに較べて、閑静で気品のある住宅街、アッパーイーストにあります。ゴシップガールの舞台となったエリアで、セントラルパークや美術館通り（5番街）からほんの1ブロックの所です。カーライルに泊まれば、（アメリカにはよくいる）成金のように思われることも無く、誇示するでもないセンスの良さに一目置かれることになります。

　建物はその大きさに違わず玄関もロビーも派手さはなくこぢんまりとしています。1930年に建設されたこの35階建ての建物は、ランドマーク、歴史的建造物に指定されています。アールデコ調だけれどもその線は繊細で女性のような佇まいを感じます。ロビーはアールデコがモチーフの白と黒の大理石でエレガントなデザインです。ルイ16世時代の調度品の上には美しい生花が飾られております。ニューヨークでは珍しくエレベーターにもベルボーイがついており（あとはティファニー本店とシェリーネザランドホテルのみ）紳士的にエスコートするのがこのホテルの伝統です。部屋数が少ないせいか、お部屋のスペースはニューヨークの平均的なホテルよりも広くとってあります。お部屋のデコレーションも古き良きアメリカの時代を感じるクラシックなデザインで、チャーミングな雰囲気のある芸術的なインテリアです。5つ星ホテルが通常、「ホテル」と「レジデンス」に分かれているように、カーライルにもレジデンスのお部屋がたくさん存在します。住むように泊まることができるのも特徴で、子供連れのセレブといった宿泊客も多く見られます。

　カーライルに宿泊されましたら是非、1階にあるカフェ・カーライル「Cafe Carlyle」や、そのバー、べメルマンズバー「Bemelman’s Bar」に立ち寄ってみてください。セックス・アンド・ザ・シティーの映画の中でキャリーがお酒を飲んでいたバーで数々のセレブが小粋な夜を楽しんできた場所です。内装のデザインは、シャガールの幻想的な絵画のように子供達や擬人化された動物たちが壁画の中で遊んでいます。またホテルと同じくらい有名なのが、ウッディー・アレンのバンド演奏です。毎年、冬から春にかけてウッディー・アレンもクラリネット奏者となって生でライブを行っております（要予約）。カーライル・レストランも有名で日曜のブランチになると、近所に住むセレブリティがふらっと普段着で現れたりしています。ランチも気持ちのよいところですので気軽に訪れてみてください。そして女性に人気のエレガントなホテルだけにスパもエレガントで贅沢な作りとなっています。トリートメントにはフランスのお花のエキスで作られた高級スキンケアのシスレー（Sisley）を使ったコースなどがあります。シスレーのアンチエイジング・フェイシャルが人気です。

個人的な感想

　カーライルに宿泊される方は大きく2つの系列に分けられます。世界中のセレブやお洒落で美意識の高いアーティスト肌の方々、または代々続くような裕福なご家庭の方々です。リッツ・カールトンや、セントレジス、ウォルドルフ＝アストリアのタワーのように知られたホテルではなく、知る人ぞ知る隠れ家的な感じのホテルです。料金も特別ですが、せっかくカーライルに泊まるのでしたら$500程高いですがベッドルームとリビングルームが分かれたスイート・ルームをお勧めします。スイートルームはさらにお部屋も広く世界のセレブ達が泊まってきた歴史を感じることができます。

部屋数：183室（60室のスイートルーム）
スタイル：クラシックラグジャリー、エレガント、チャーミング
雰囲気：30代～ / セレブ、品のある方、アーティスト / 世界中のセレブが集まる

カーライル ホテル ニューヨークの口コミ

カーライルホテルニューヨークに関する皆様からのご感想を紹介しております。ご帰国された後にでもご一筆を賜れますと幸いです。クチコミのコメントはリアルタイムに反映されます。皆様からの評価、コメントをお待ち申し上げます。

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カーライル ホテル ニューヨークの料金と予約

公式サイトで予約するとカーライルレストランでのフルサービスの朝食、またはルームサービスのクレジットが付いてきます。ホテル予約サイトは、エクスペディア（または同系列のHotels.com）とホテリアで予約ができます。料金は公式サイトとほとんど変わりません。

正規料金でのご予約

カーライルの公式サイトのリンクです。日付を指定して料金をお調べ下さい。公式サイトで予約するとカーライルレストランでのフルサービスの朝食、またはルームサービスのクレジットが付いてきます。ホテル予約サイトは、エクスペディア（または同系列のHotels.com）とホテリアで予約ができます。料金は公式サイトとほとんど変わりません。

弊社割引料金でのご予約

公式サイトで料金をご確認下さい。弊社では、その料金よりも割安な料金でお見積りさせて頂きます。

ホテル予約サイト

日付を指定して料金の比較と予約ができます。

カーライル ホテル ニューヨークのお部屋

カーライルのお部屋のタイプは13タイプあります。一般のお部屋が4タイプ。後の8タイプがスイートルームとなっています。リニューアルされたお部屋のインテリアは、六本木のグランドハイアットをデザインしたトニー・チー・アソシエイトによるもの。ラグジュアリーモダンのデザインでクラシックな雰囲気です。

スイートルームの中には、オンラインでは販売されていないお部屋もあります。あっとニューヨークでは、全てのお部屋を割引レートで取り扱っております。ご希望がございましたら「予約」のページからお問い合わせ下さい。

一般のお部屋（ゲストルーム）

一般のお部屋は、クラシック、スーペリア、デラックス、そしてプレミアの4タイプになります。

クラシック・ルーム

広さ：　31平米

ベッド：　キングサイズベッド1台

エレガントでチャーミングなイングリッシュ・スタイルです。シティービュー、または中庭向きの4～21階。

スーペリア・ルーム

広さ：　33平米

ベッド：　キングサイズベッド1台

クラシックのワンランク上の少し広いお部屋です。モダン・アールデコ調のデザインです。中庭向きの4～12階。

デラックス・ルーム

広さ：　35平米

ベッド：　キングサイズベッド1台

スーペリアのワンランク上の少し広いお部屋です。モダン・アールデコ調のデザインです。シティービューの3～18階。

デラックス・ルーム

広さ：　33平米

ベッド：　クイーンサイズベッド2台

プレミア・ルーム

広さ：　42平米

ベッド：　キングサイズベッド1台

デラックスのワンランク上の少し広いお部屋です。モダン・アールデコ調のデザインです。シティービューの3～14階。

スイートルーム

一般のスイートルームは、6タイプがあります。

スーペリア・スイート

広さ：　58平米

ベッド：　キングサイズベッド1台

スタンダードのスイートルームです。モダン・アールデコ調のデザインです。中庭向きの4～14階。

プレミア・スイート

広さ：　67平米

ベッド：　キングサイズベッド1台

スーペリア・スイートのワンランク上のさらに広いスイートです。シティービューの4～18階。

カーライル・スイート

広さ：　74平米

ベッド：　キングサイズベッド1台

プレミア・スイートのワンランク上のさらに広いスイートです。シティービューの3～12階。

ローズウッド・スイート

広さ：　56平米

ベッド：　キングサイズベッド1台

高層階の眺めのよいスイートルームです。シティービューの23～31階。

スーペリア・2 Bed・スイート

広さ：　93平米

ベッド：　2つの寝室に、それぞれキングサイズベッド1台づつ

2つのベッドルームのあるスイートです。バスルームも各寝室についています。シティービュー6～29階。

プレミア・2 Bed・スイート

広さ：　158平米

ベッド：　2つの寝室に、それぞれキングサイズベッド1台づつ

2つのベッドルームのあるスイートです。バスルームも各寝室についています。フルキッチンとダイニングルームもあります。シティービュー21～22階。

プレミアム・スイートルーム

特別のスイートルームは、2タイプがあります。

セントラルパーク・スイート

広さ：　111平米

ベッド：　キングサイズベッド1台

タワーレベルのうちの最も高層階にあるスイートルームで、セントラルパークビューとシティービューのいずれの眺望も楽しめます。キッチンとダイニング付き。大きな廊下を隔ててもう一つのベッドルームとコネクティングして2ベッドルームにすることもできます。27～33階。

エンパイアー・スイート

広さ：　241平米

ベッド：　3つの寝室に、それぞれキングサイズベッド1台づつ

キッチンとダイニング付き。3ベッドルームにバスルームが4つと、オフィススペース、フルキッチンがあります。セントラルパークビューとシティービューのいずれの眺望も楽しめる、28階と29階とが繋がったお部屋です。

その他の施設

カーライル・レストラン（Carlyle Restaurant）

朝食、ランチ、ディナーを提供しています。エレガントでシックなインテリアです。日曜には午後12時からブランチがあります。とてもセレブな雰囲気の中でお食事を楽しめます。ドレスコードがあります。

ザ・ギャラリー（The Gallery）

トルコのトプカプ宮殿を模したインテリアのカフェです。軽食、アフタヌーンティーもあります。

ベメルマンズ・バー（Bemelmans Bar）

カーライルができたアールデコの時代を象徴するバー。アールデコ様式のインテリアと、擬人化した動物の壁画が有名です。ヴォーグやニューヨーカーに挿絵を書いていた子供絵本画家、バメルマンにちなんだバーです。このバーには、これまで数々のセレブ達が夜を楽しんできた歴史が詰まっています。毎晩ジャズの演奏が2セッション行われます。

カフェ・カーライル（Cafe Carlyle）

ショーを見ながらお食事ができるサパークラブ。ウッディー・アレンがクラリネット奏者として出演するニューオーリンズ・ジャズバンドの演奏もここであります（毎週月曜日）。

フィットネスセンター

THT SISLEY-PARIS SPA

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カーライルホテルのエリア情報とアクセス

地図 / エリアの説明 / 周辺スポット / アクセス

地図

エリアの説明

　カーライルホテルは、高級住宅街で落ち着いた大人の街、アッパーイーストサイド（Upper East Side）に立地しています。目の前のマディソン街は、世界の一流ブランドが立ち並ぶ高級ブティック街。また、一つ西の5番街は、メトロポリタン美術館のような世界的に有名な美術館が集まっているところでもあります。セントラルパークも徒歩で5分ほど。ミッドタウンの喧騒から離れ、暮らすようにホテルステイを楽しむには最適の街です。

周辺スポット、レストラン、ショップ

スポット

ショップ

レストラン

スーパー

当ホテルへのアクセス方法

地下鉄の最寄り駅

近くに駅が少なく、少し距離がありますのでそれ程便利とはいえません。カーライルにお泊りの方は、地下鉄ではなくタクシーをご利用になられる方が多いようです。

「77 St駅」： 徒歩3分。緑の4、6ラインの駅。レキシントン・アベニューと77ストリートの角に入り口があります。アップタウン（北）行きの入り口、ダウンタウン（南）行きの入り口は別になりますのでご注意ください。駅構内へのエレベーター、エスカレーターはありません。Map

専用車・タクシーでのアクセス

　主要3空港からはタクシーで1時間～1時間半ほどかかります。交通量が少ない週末や早朝は少し早く到着できます。ニューアーク空港からでしたら、ハドソン川を超えてマンハッタンに入ってからは、混み合っているミッドタウンを横切らずに西側を北上してセントラルパークの65丁目を横切って来たほうが賢明です。カーライルホテルの玄関はマディソン街側と76丁目側の2箇所ございます。76丁目側の入り口が正面玄関で、マディソン街側の方は裏門になります。チェックインの際は、ドアマンのいる76丁目側に到着されるとチェックインまでがスムーズです。タクシーで市内からホテルに戻る場合は、「カーライルホテル」と言うか、「Madison Ave and Seventy Six Street」と言って頂ければ大丈夫です。

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