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ホテル情報

 ブライアントパークホテル(Bryant Park Hotel)は、ニューヨークで数少ないブライアントパーク・ビューの客室を擁するハイクラスなシティホテルです。マンハッタン・ミッドタウン地区中心部に位置するこのホテルからは、ブライアントパークは勿論のこと、ニューヨーク公共図書館やタイムズスクエアの摩天楼を見渡すことができます。近年、アンダーズ(Andaz)やマリオット系列のエディション(Edition)のような住むように泊まるというライフスタイル系のコンセプトが流通しているホテル業界で、このホテルもまた自宅のようなくつろげる空間を提供しています。

 先ず特筆すべき点はこのホテルの建物です。ブライアントパークホテルの前身は、1924年建築の「アメリカンスタンダード・ビル」に端を発します。元々アメリカン・ラジエーター・カンパニー(現アメリカン・スタンダード・ブランズ社)の本社ビルとして使用されていました。当時ニューヨークの建物では、ボザール様式(Beaux Art)と呼ばれる神殿のような太い線とクラシックなデザインの建築様式が最も主流とされていました。しかし、この建物の設計を担った建築家レイモンド・フッド氏はより近代的な超高層ビルを実現すべき、ゴシック様式(12世紀後半にフランスから発祥し、重厚感のあるデザインが特徴的な建築様式)とアールデコ調(ヨーロッパおよびアメリカ合衆国を中心に1910年代半ばから1930年代にかけて流行した装飾)を融合させた荘厳な外観を作り上げました。漆黒の外壁に豪華なゴールドの装飾が施された建物は、かつてない斬新なデザインとして当時大きな話題を呼びました。そんな歴史ある建物の内装をそっくりと改装して登場したのがこのブライアントパークホテルです。設計は、イギリスの建築家デイヴィッド・チッパーフィールド(David Chipperfield)氏によるもの。デイヴィッド・チッパーフィールド氏はミニマリストの代表格の異名を持つ建築家で、デザインは一貫して「シンプルの極み」と言える独特な建築デザインを手がけることで有名です。プロダクトデザインをも手がける彼の代表作”Piana”という名前の折りたたみ椅子は、MOMA近代美術館の永久収蔵品として選定されています。また、大の親日家としても知られる彼は、1985年の初来日以来、トヨタオート京都の「TAKビル」や猪名川霊園・礼拝堂等を建築し、2013年には高松宮殿下記念世界文化賞を受賞するなど日本でも優れた業績を残しています。そんな彼が設計したブライアントパークホテルもまた、荘厳な外観とは打って変わって、内装は素材のみを最大限に活かしたシンプルの中に気品が見られる装飾となっています。

 当ホテルは、ブライアントパークの南東端、5番街と6番街の間40丁目のミッドタウン中心部に位置しています。ブライアントパークはニューヨーク公共図書館が併設されており、夏には無料の屋外映画シリーズやブロードウェイミュージカル、冬にはアイススケートリンクを提供しています。ニューヨークの冬の風物詩と言えばマンハッタン内各所に設置されるスケートリンクですが、このブライアントパークのスケートリンクは、ロックフェラーセンター、セントラルパークに次いで有名な観光スポットとなっています。数年前まではこのブライアントパークでは、ニューヨークファッションショーが開催されていました。(現在はリンカンセンター)実はこの界隈、詳しくはマンハッタン内の5~9番街の34~42丁目周辺は、以前はアパレル産業が密集する地区「Garment District(ガーメントディストリクト)」とも呼ばれていました。現在は土地の高騰によりファッション以外の産業が多く入居していますが、ファッションスタジオや生地店、ファッション大学など当時の名残が健在しています。ホテル近辺には、地下鉄B、D、F、M、7ラインの路線があり、市内どこへでも簡単にアクセスができます。ホテルから2ブロック南にはマンハッタン歓楽街の中心とも言える42丁目がございまして、東にニューヨーク最大の鉄道駅グランドセントラル駅、高級ショッピングエリアの5番街、西にタイムズスクエア、これまたニューヨーク最大のバスターミナル・ポートオーソリティ駅がございます。ペンシルバニア、ボストン、ワシントンDCといったニューヨーク近郊都市への小旅行の際にもバスを利用することができます。

 ブライアントパークホテルのお部屋は、大都会の喧騒を忘れさせてくれるほど落ち着いた雰囲気を味わうことができます。白色を貴重とし、材料や質のシンプルさが際立つインテリアが自分の家のような空間を与えてくれます。ベッドには、エジプト綿のリネン、カシミヤのブランケット、ガチョウの羽毛布団が用意されています。ホテル選びの重要箇所となる客室の広さは、28平米~33平米と十分合格点です。さらに、バスルームはまるでひのきを使用したかのような木目調の大理石の床に、深めのバスタブ、英国の高級ブランド「モルトンブラウン(Molton Brown)」のバスアメニティ、バスローブとスリッパが用意されております。日本人には非常に嬉しい環境です。

 アジアンレストラン 「コイ(Koi)」 では、モダンな日本料理をお楽しみいただけます。ロサンゼルスで始まったこのレストランは、日本の伝統的な形をカリフォルニアのスタイルと融合させています。地元ニューヨーカーにも評判の高いレストランです。バー&ラウンジ「セラーバー (Cellar Bar)」では、ハイセンスなお客様が集まるDJ のエンターテイメントをお楽しみいただけます。ここでは、平日の午後5~6時まで無料のハッピーアワーが開催され、ビール、ワイン、カクテル系などのアルコールを思う存分お楽しみいただけます。無料なだけあってこの地域で働く地元ニューヨーカーにとっても人気の隠れバーです。5階には小さめのフィットネスセンターがございまして、トレッドミル、バイク、楕円形、そしてフリーウェイトがあります。

個人的な意見

 ブライアントパークホテルは、独特な設計で有名な建築家デイヴィッド・チッパーフィールド氏によるものですので、お部屋の内装は好みも分かれるところでしょう。インテリア関係やデザイン関係の方には参考になるかと思われますが、一般の方の中にはかならずしも評判が良いわけでもないようです。シンプルかつ自分の家にいるような居心地の良さを望む方には、好ましいホテルだと言えます。客層につきましては、このホテルではお子様連れのご家族はほとんど見られません。実際にお子様もお泊りになられることもありますが、客室ではベビーベッドの利用が不可となりますので、小さいお子様には不向きです。

 ブライアントパーク周辺は、タイムズスクエア近辺と比べるとナイトライフスポットやバーがあまりございません。また、三菱商事や、丸紅、三井物産、三井住友銀行といった日本企業が多く入居しているビジネス街となりますので、夜は少し寂しいエリアとなります。然しながら、その点を活かしたように、ブライアントパーク周辺には4つ星クラスのアンダーズホテルや、図書館をモチーフしたライブラリーホテルなどが建っており、都会に隣接しながらも落ち着いた大人の雰囲気をお過ごしいただける地域です。その他特筆すべきことは、スタッフのサービスの良さです。このホテルでは、日本人顔負けの迅速かつ丁寧なホスピタリティを受けることができます。スタッフの質の悪さが目立つニューヨークのホテルにおいて、ソフトの面で安心できるサービスはホテル選びにおいて重宝されることでしょう。低層階の南向きの客室は、景色があまり良くありません。窓からは向かい側のレンガ壁しか見れませんので、せっかくこのホテルにご宿泊されるのであれば、ブライアントパークを一望できるお部屋をご選択されることをお勧めします。

部屋数:128室
スタイル:シンプル、住むように泊まる、落ち着いた雰囲気
雰囲気:30代~50代 / ツーリスト / ご出張 / 立地重視

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