ホテル情報

 パブリックホテル(PUBLIC Hotel)は、言わずと知れたデザイナーズホテルの生みの親イアン・シュレーガー(Ian Schrager)氏によって手掛けられたホテルで、別名イアン・シュレーガーホテルとも呼ばれています。パブリックホテルは、”Luxury for all(全ての人にラグジュリーを)”というコンセプトに基づき2017年にオープンしました。スタイリッシュかつ洗練されたデザインで、ミニマリストな空間を創造しています。なおかつ、お手頃な価格で客室を提供することも心がけています。

 デザインホテルの生みの親、またはその仕掛け人とも称されるイアン・シュレーガー氏は、1970年代のディスコブームを作り出したことで有名で、伝説のNYディスコ「スタジオ54(Studio 54)」を成功させて一躍時の人となりました。その後、80年代にはデザインホテルの先駆けであるモーガンズ・ニューヨーク(MORGANS NEW YORK)をはじめ、数々のブティックホテルをオープン。グラマシーパーク・ホテルの成功でブティックホテルというジャンルを確固たるものにしました。近年では、マリオットのラグジュアリーブランド「エディション(Edition)」を始めとする、ソーシャライズ(社交的)を最も重要視したライフスタイルホテルというカテゴリーをも生み出しました。ライフスタイルホテルとは、ブティックホテルやデザイナーズホテルから派生してできたホテルの形態で、モダン・ブティックホテル、またはブティック・ライフスタイルホテルと呼ばれる場合もあります。そんな彼が、新世代ホテルとして新たなアプローチを体現したのがこのパブリックホテルです。近年、新しい宿泊スタイルを提供する「Airbnb」が登場し、ホテルよりも簡単に予約することができ、それに加えて安価に宿泊することのできるAirbnbのサービスは、ホテル業界には真似することのできない方法で顧客を勝ち取ることに成功させました。そこでイアン・シュレーガー氏は顧客を取り戻すためには、Airbnbにはできないサービスを提供することだと考え、これがパブリックホテル経営の構想へと繋がりました。スタイリッシュなラグジュアリーホテルにも関わらず、Airbnbと変わらない価格設定にすることで、顧客を再びホテル側に取り戻すことを目的とした新しいコンセプトのホテルを生み出しました。

 パブリックホテルは、多くのバー、レストラン、ナイトクラブが集結するローワーイーストサイド地区に登場しました。ローワーイーストサイド地区は歴史が古く、元々移民街であったこのエリアには多国籍レストランが軒を連ね、ヒッピーな地元ニューヨーカーが集まるナイトライフスポットとしても有名です。通りは少し汚れていて緑地は限られていますが、チャイナタウン、イースト・ビレッジ、リトルイタリー、ノーホー、ソーホー、ノリータ地区に隣接しております。マンハッタン・ダウンタウン地区への観光には最適な立地に位置しています。徒歩圏内には、自然派スーパーのホールフーズ、ニューミュージアム、ソーホー地区の高級ブランドからファーストショップのお店があり、グルメ巡り、お買い物を目的とした方にも最適です。

 367室の客室は、イアン・シュレーガー氏によって設計されたエディション(Edition)を彷彿させるインテリアが多く見られます。デザインは、ニュートラルな色調のシンプルかつナチュラルインテリアが施されています。低層階の客室は非常に狭いです。一面ガラス張りのお部屋は開放感に溢れています。白いタイル張りのバスルームには、シャワー付きバスタブ、ウォークインレインシャワー、または深めのバスタブと独立したシャワーを完備した客室に分かれます。お部屋では無料のWi-Fiをご利用いただけます。

 イアン・シュレーガーの手がけるホテルは、客室だけでなく公共スペースのデザイン性が特に高く、ブランドの個性を際立てています。先ず、庭園がある石造りの柱廊下を歩いた後、エントランスを抜けると真正面に登場するのが、ネオンオレンジ色のライトが幻想的なエレベーターです。イアン・シュレーガー氏らしい洗練されたデザインは思わず写真を撮ってしまうほど、ホテルとは思えない会員制の高級クラブのような空間です。この階では、有名シェフJean-Georges Vongerichten氏によるレストラン「Public Kitchen」やセレクトショップがあります。エレベーターを上がった階には、明るく広々としたパブリックスペースを設けており、リビングルーム風の家具、長方形のカウチの上に広がるソファ、骨董品の壁、コーヒーテーブル、ビリヤード台などが設置されています。このホテルにはフロントデスクが存在せず、代わりに “パブリック・アドバイザー” と呼ばれるスタッフがタブレットを使ってチェックイン手続きをしてくれる仕組みです。ホテルの一番人気のエンターテイメントは、マンハッタンの景色を一望することのできる屋上ルーフトップバーです。このルーフトップバーを目的として地元ニューヨーカーが集まるほど、最先端の人気ナイトライフスポットです。敷地内にはスパとプールがありませんが、24時間営業のジムがあります。館内全域で無料Wi-Fiを利用できます。

個人的な意見

 イアン・シュレーガー氏が手がけたホテルとして名高いこのホテルは、流行に敏感なお洒落に気を遣った客層の方が多く利用されています。また、館内の地下にある「Public Arts」は、ナイトクラブ、コメディーショー、アート展示などに使用されるイベントペースです。ファッションウィーク時にここでイベントが催された際には、Selena GomezやKarlie Klossといったモデルさんやセレブといった豪華な客層の方々がこぞって集まりました。日本のファッション誌やライフスタイル誌にも取り上げられたほど話題性のあるホテルですから、アパレル関係やインテリア関係などのご出張の方々にも参考になると思います。ローワーイーストサイド地区は、ナイトライフが盛んな若者の街ですから、流行に敏感な最先端のホテルに泊まることをステータスとした方に好まれるホテルだと思います。大人の落ち着いた雰囲気を望まれる方には、同じくイアン・シュレーガー氏が手掛けたエディションホテルをお勧めします。ミッドタウン地区に位置するエディションホテルは、ニューヨークの高級アパートがモデルとされているため、より高級感溢れる客層も落ち着いた方が多く利用されています。

部屋数:367室
スタイル:スタイリッシュ、最先端、ミニマリスト
雰囲気:20代~40代 / 女子旅 / カップル / 流行に敏感な方 / 有名デザイナーのホテル

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