ホテル情報

 ザ・プラザ(The Plaza)は、グランドホテルを代表する豪華絢爛なクラシックホテルです。経営は全世界で高級ホテルチェーンを展開するカナダ本拠のフェアモント・ホテルズ・アンド・リゾーツ。立地も素晴らしく、セントラルパークが目の前、5番街のティファニー本店も徒歩で5分というロケーションにあります。ロックフェラーセンター、近代美術館のMoMAにも徒歩圏内という好立地です。

 ザ・プラザの歴史は遡ること1907年。3人の実業家が元々この場所にあった古いホテルを買収し、1200万ドルを費やして当時世界一のラグジュアリーホテルを目指してプラザホテルを誕生させたのが始まりです。一時は、1975年にウエスティン・ホテルズがプラザホテルを25ミリオンドルで買収し、そして1988年には日本の青木建設が1730億円でウェスティンを買収したため、日本企業がプラザホテルのオーナーとなる一幕もありました(後に、青木建設はプラザホテルを415ミリオンドルでドナルド・トランプ氏に売却しています)。プラザホテルという語源は、プラザホテルの正面に位置する広場“グランド・アーミー・プラザ(Grand Army Plaza)”からその名前がつけられています。約400億円を投資して2008年にリニューアルされており、このニューヨークの象徴とも呼べるフレンチ・ルネッサンス・スタイルの建物は、1969年にニューヨーク市歴史建造物のランドマークに指定され、1986年にはアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されました。リニューアル後には、ほとんどの部屋が高級コンドミニアムとして販売されており、マイケル・ジョーダンもそのオーナーの一人となっています。

 プラザホテルは世界的な著名人が宿泊してきたニューヨークのアイコン的なホテルです。過去には、ビートルズやマドンナ、マイケル・ジョーダン、故ケネディ元米大統領など世界のVIPが宿泊したことがあるだけでなく、マイケル・ダグラスやエディ・マーフィー等といったセレブリティが、ホテル内の教会「Grand Ballroom」で億円単位のウェディングを挙げています。そして、ザプラザは100年以上に渡り数々の映画の定番ロケ地としても使われてきました。有名作品として、ヒッチコックの名作「北北西に進路を取れ」や、「追憶」、「華麗なるギャッツビー」、「ホーム・アローン2」、「クロコダイル・ダンディー1、2」等があります。ドラマ作品としても、「ゴシップガール」で撮影に使われています。

 また余談になりますが、日本の高度経済成長のピーク時、アメリカの赤字解消の妥協策として日米政府が為替レートに意図的に介入し、1ドル、250円だった為替レートが130円まで円高になるという事態が発生しました。これが、1985年に行われた先進5ヶ国会議、通称プラザ合意に起因するものでした。この歴史的5ヶ国会談は、会議場となったプラザホテルにちなんでプラザ合意と呼ばれるようになりました。日本にとっては、このプラザ合意が急激な円高、そしてバブル崩壊、その後の失われた20年と呼ばれる長期経済低迷の起点となった重要な転換期だったといえます。

 さて、客室は、フランスのルイ14世の宮殿をイメージしてデザインされています。部屋の随所にシャンデリアやその他豪華な調度品が施されており、まさにそれは宮廷文化に入り込んだ非日常的な空間です。それは客室の内装だけではありません。シャワールームとバスタブが別々のバスルームには、真っ白い壁に24キャラットの金の装飾でできています。ベッドには、ピロートップのスターンズとフォスターのマットレス、400スレッドカウントのイタリア製Mascioniシートが使用された高級寝具が備え付けられています。一日2回のハウスキーピング、各階に執事在中のバトラーサービスもございます。

 エントランス奥の一階中央にある「ザ・パーム・コート(The Palm Court)」は、クラシック・アメリカンをベースとしたお食事やアフタヌーン・ティーをお楽しみ頂けるカフェレストランです。パームコートのアフタヌーンティーは、セントレジスのアスターコート、バカラホテルのグランドサロンと並んでニューヨーカーにも人気です。パームコートは、数億円をかけて創業当時の趣を再現した豪華なステンドグラスの天蓋とシャンデリアが、より一層高貴な雰囲気を醸し出しています。プラザホテルの地下には、誰でも立ち寄ることができお手軽な価格でニューヨークの最新グルメを堪能できるフードコート、グルメホールフーズがございます。フードコートとは思えないほど上品な館内には、サンドイッチやスープといった軽食から、寿司やスイーツまで幅広いジャンルのお食事をお楽しみ頂けます。店内のフードコートは狭いですから、お天気が良い日にはテイクアウトをして目の前のセントラルパークでお召し上がるのも宜しいでしょう。またプラザ・フードホールにある、プラザ・ブティックでは、プラザで使われているロゴ入のホテルグッズや、センスのいい土産物、ギフト等も取り揃えています。その他のアメニティーとして、4階にあるプラザ・フィットネスセンターでは、ヨガやピラティス、ランニングやウェイト・トレーニングのパーソナルトレーニングをお申込み頂けます。スパ「CAUDALIE SPA」とサロンでは、トリートメントから、フェイシャル、マニキュア・ペディキュア、ワックスなど様々なメニューを提供しています。展覧会や会議用の機材が完備するミーティングルームやボールルームといった施設も備えられております。

個人的な意見

 一見華やかなイメージのプラザですが、一般の旅行者にとっては高嶺の花か(季節により一泊$900前後から)、もしくは利用したとしてもパームコート・レストランか、地下のプラザ・フードホールでお食事をするくらいかと思います。そもそもプラザに滞在する一番の楽しみは、セントラルパークを眺められる北側のお部屋に泊まることでしょう。しかしながら、実際にはシングルやダブルのお部屋、つまり一般のゲストルームでセントラルパークを望めるお部屋は一部屋もありません。そのほとんどがコンドミニアムとしてレジデンスになっており、セントラルパークを正面に望める北側のお部屋は、一部のスイートルームのみとなっています。もし普通のシングルやダブルのお部屋に泊まられるようでしたら、同じクラシックラグジュアリータイプのセントレジスかリッツ・カールトンをお勧め致します。何よりもプラザは大きなホテルでロビーは観光客で混み合っております。そして建物自体がコの字型になっており、セントラルパークか5番街に面したお部屋以外は、コの字の内側(つまり中庭 – この場合中庭ではなく薄暗いビルの谷間でしかありません)のお部屋か、58丁目の通りに面したお部屋となります。セントラルパークを望める北側のお部屋となると、タワースイートやカーネギースイートといった特別なスイートルームのみです。これら特別なスイートルームの料金は一泊100万円を超えます。もし、セントラルパークの望めるスイートルームをお望みでしたら、同じクラシックラグジュアリーのピエールや、シェリーネザランド、エセックスハウスの方がリーズナブルな料金でお勧めです。また、セントラルパークが望めるお部屋に限りますと、さらに料金的に割安なパークレーンホテルという選択肢もあります。

部屋数:282室(102室のスイートルーム)
スタイル:クラシックラグジャリー
雰囲気:30代~ / セレブ / 気品のある方、財界人、文化人 / 映画好き

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